連載:1年半のスペイン生活(初日1)

1月6日、真冬の日本を発ち、現地時間お昼すぎ、バレンシアに到着。

空港から市街地には地下鉄で行けるのは知っていた。だが、改札がわからない。それどころか、スペイン語は全くわからないため、3分で行けるところを30分迷って改札階に着いた。しかし、券売機の操作が分からない、そして、カウンターでは、スペイン語が分からないため、路線図を指差し、金額もわからないので、すべてのお金を出し、とってもらった。

改札を通る時には、通れば自動的に開くようにしていてくれたらしく、"pasa pasa(通って、通って)"と言われていたのに、理解できず、これからの前途多難を象徴する出来事となった。

もちろん、プラットフォームに行っても、ターミナルなので、来たのに乗れば着くにも関わらず、それを知らなかったために、2本程見送って、やっと地下鉄に乗った。